歯車となって毎日を漫然と過ごす部下たち。痛切に若者を変えたいと思った部長時代。
前の職場では事業部全体を見ながら、部長としての要職に就いていました。多くの部下を抱えていたのですが、その時に思ったのが最近の若者は夢を持っていないということ。ただ、今日与えられた仕事を漫然とこなしているようにしか見えなかった。仕事で海外に行くことも多かったのですが、台湾や韓国の若者たちはもっと貪欲でしたよ。なんとか自分の力で未来ある若者を育てていくことはできないか。その時、痛切に感じました。しかし会社員のままでは業務に追われ、人を育てるということに専念することができない。そこで塾での独立を考えはじめたのです。年齢的にもはじめるなら早いうちがいい。私の塾選びはそこから本格的にスタートしました。
オーナーの人生を考えてくれる担当者。本部の本気度がヒシヒシと伝わってきた。
大手を中心に塾は数社をじっくり比較検討しました。それぞれ本部にも足を運んで話を聞きましたよ。その中でひとつ変わっている塾があった。それがアクシスです。なぜ変わっているかと言えば、担当者の方が何度も「本当にうちでいいか、家でじっくり検討してください」と言うんです。ほかの本部が稼げる、運営が楽など、甘い言葉で加盟を進めてくるのに対し、アクシスの担当者は調子のいいことを一切言わない。ただただ自分たちの利益ではなく、オーナーの人生について真剣に考えてくれている。そういう姿勢がヒシヒシと伝わってきたのです。オーナー、そして教育のことをここまで考えてくれる会社にならすべてを託せると思いました。
保護者からの質問攻撃。救ってくれたのはスーパーバイザーでした。
開校間もない時の話なのですが、あるお子さんの親御さんが中学受験に関して細かい質問をしてくるんですよ。私が教室長ですから、当たり前なんですけど、開校したばかりでそれほど情報を持ち合わせていない。しどろもどろになったことがあります(笑)。ただ、そんな時も頼りになるのがスーパーバイザー。最初のころは一日に何度も電話やメールをしてお世話になっていましたね。
わずか半年で生徒数40名を突破。あらためてアクシスの総合力を実感した。
開校したのは2014年5月。工事中から問い合わせが入るなど、開校初月から順調に生徒は集まり、二ヶ月目ですでに生徒は15名に到達し、半年経過した時点で45名に達していました。月平均で5、6名の生徒を確保できており、平均月商は170万円となっています。アクシスに来てから成績の上がった生徒の紹介で通う子供もいれば、噂を聞いて他塾から転塾してくる子たちもいます。実際に経営して、あらためてアクシスのブランド力や指導力、商品力といった総合力を実感します。おそらくこのペースで行けば近いうちに教室が手狭になってくる。増床してもっと多くの子供たちを迎え入れながら、夢を持てる若者をこの国に増やしていきたいですね。
いつの日か私の教室を卒業した生徒たちに、世界で活躍して欲しいと思います。
日曜と月曜を休みにしています。会社員時代に比べると、労働時間は大幅に減りましたね。なにしろあの頃は激務の毎日でしたから。それに比べれば今は体調をコントロールしながら、じっくりと子供たちに接することができています。たまの休みは趣味の家庭菜園をしたり、私の生活は独立したことで大きく変わった。特に若者の未来を支えるという新たな希望が生まれたことは大きいですね。
※プロフィール・上記の掲載内容は2020年9月時点のものです。